MAZDA Roadster
Modify manual
水温計 | ||||
真ん中から微動だにしない純正水温計
こんなんでいいのか?
と思いつつもずっとほったらかしです。
ところが、先日、炎天下の下 ジムカーナをやっていると
水温計が見たことのないところまで振れていました。
こりゃいかん という事で水温計をつけることにしました。
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どれにしようかいろいろ迷いました
最近流行のDefi(これって日本精機なんですね)とかPIVOTとか
でもどれも結構高価なんですよねぇ
と ちょっと気になるものがありました。
BILLION VFC-MAX ![]() 水温計でありながらファンコントローラーも付いている優れもの!!
しかもコンピューターに繋げばよいのでセンサー不要、
ラジエーターホースを切る必要もないんです。
さらに追加センサーをつければ他の2箇所の温度も計測できるんです。
これに決定です。 せっかくなので油温、吸気温も測定して見ましょう。 |
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では早速取り付けてみましょう。
と その前に こんな事してみました
本体はΦ60くらいあります でかいです 横に4つのボタンが付いています
このうち MODEボタン は油温、吸気温の切り替えボタンとなっています。
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そこでこれ
運転中でも押しやすいようにプレートをつけました
0.3mm程度のステンレスの板です。
メーター固定用のリングに挟み込んでいます。
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さてそれでは 取り付けといきましょう。
まず助手席足元のカーペットをはがして
(カーペットはがすにはスカッフプレート外さなきゃいかんので面倒です。)
カバーをはずすと
コンピューターはこんなところにあるんですねぇ
と、その前にバッテリーのマイナス端子を外しておきましょう
これ大事です。
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で、コネクタを外し1本づつ説明書通りに結線します。
グルグル巻きのビニールテープを切り開き
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必要な線の皮をむきます
カッターでむくしかなさそう。
いわゆるエレクトロタップは使いません
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こんなものを使います
「スプライス」 と言うそうです。
「シュワっとさわやかスプライト!」
それを言うならコカコーラ ・・・
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これを電工ペンチでつぶしてやるとこんな感じになります。 | |||
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後は絶縁の為にビニールテープを巻いてコネクタを元通りにさして終わり。
4本ちゃんとコンピューターから取らないと正常に作動しないらしいので気をつけましょう、
それとアースもきちんと取りましょう。 「エレクトロタップ」のようにかさばらないのが良いですね。
この状態でメーターの動作確認をしておきましょう。 ここまでゆっくりやって2時間ってところでしょうか
皮をむくのが結構面倒なんですよね、まぁあせらずきっちり
作業しましょう。
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さてこれで一段落、でもまだまだこれからです
油温センサーをつけましょう。
純正の油圧センサー(単なるスイッチだけど)部に三つ又をかまして 取り付けることにします。 油圧センサー(単なるスイッチ)はここにあります。
オイルフィルターの後ろ側です
肉眼では確認できないのですべて手探りでの作業となります。
(縦に2ヶ並んでいますが上のやつはなんだかわかりません。)
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そしてこれが油圧センサー(しつこいようですが単なるスイッチです)
そうそう、このスイッチ、24mmのソケットで外すのですが、
12角のソケットでは外せません、必ず6角のソケットを用意しましょう。
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では取り付けてみましょう。
シールテープを巻き取り付けます、ちなみにネジ径はPT1/8です。 ノーマルではシールテープは巻いていませんが心配なので念のため巻いておきます、
ただし、全面に巻くとアースが取れなくなるので こんな感じに付け根の部分だけ巻きます。
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で取り付けた状態です。
結構まともについてますねぇ オイル漏れがないか確認しておきましょうね。
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さて続いて吸気温センサーの取り付けです。
さてさてどこに付けようか、エアクリーナーボックスの中に忍ばせておこうか? と悩んでいると、吸気ダクト後部にちょうど良い穴があいてるではありませんか!!
まさにセンサーをつけて下さいと言わんばかりの穴が!!
これは使わずにはいられません、穴径までぴったり、
手でねじ込めばばっちりです
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配線を固定するのにもいいものがありました!!
なんの違和感もなくすっきり収まっています。
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そうそう、このセンサーの説明書、実は間違っています
コネクタに端子を差し込む向き(上下)が逆なんです
一生懸命押し込んでもまったく入る気配なし、(実物を見れば一目瞭然なんですが)
逆に入れたらすっぽりおさまりました。写真が正解です。
(もう改訂してあるかも知れませんが。)
+−はなさそうですが、本当にどっちでもいいのかな?
ちなみにこのセンサー本当は液体の温度を測る用です
吸気温は専用のセンサーがあるらしいです、が まぁ良しとしましょう。
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さて室内からエンジンルームへの配線ですが、ここを通しました
ボンネットオープナーのワイヤーの近所です。
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電線3本分なのでちょっと大きめにカッターで切れ込みを入れ 針金を通し、室内側に出てきた針金に電線をくくりつけて エンジンルーム側から引っ張ると簡単に通せます。
最後にちゃんとシール剤でコーキングしておきましょう。 |
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これで電気関係はすべて終わり
かと思いきや イルミネーションの配線が残っていました。 はてどうしたものか
コラムカバーを外してコネクターの線を1本1本調べたものの
どれに繋いでいいものかわかりませんでした。
で、ここから取ります、メーターの裏側です
この赤い線に繋いでやればばっちりです。
まぁ普通ならオーディオ付近から取れば良いんでしょうけど おいらはオーディオ外しSSTを持っていなかったので
ここから取りました と言うことです。
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さてこれで本当に電気関係は終了。
あとは本体をどこにつけるかが問題です。
ダッシュボードの上に置くのはなんとなく嫌だったので
ここにしました。
ちょっと見づらいですが、ちょくちょく見るものでもないし良しとしましょう。
この向きだと両面テープでは心配なのでネジでがっちり固定しちゃいました。
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インプレ
では早速計測開始!! ファン回転指令の設定は95℃としておきました。
軽く町を流してみましょう
水温 93〜95℃
油温 78〜80℃
吸気温 45〜60℃
水温と油温は逆のような感じですが 間違いではありません。
水温はエアコンをつけると若干高めとなります。
ヒーター全開にしても下がる気配はありません。
油温が低いのはセンサーの位置が水冷オイルクーラーの直後(?)だからでしょうか?
吸気温は止まっているとグングン上がっていきます
走り出すとじわじわ下がっていきます。
エアコンをつけると高め、止めると低めです。
いつもの山坂道をかる〜く流してみると 水温 93〜95℃
油温 78〜82℃
吸気温 32〜40℃
水温も油温もほとんど変化なし
あくまでもかる〜く流しただけなので変化ないのでしょう。
吸気温は走り続けている為かなり低めとなっています。
さて、サーキットではどうなるのか楽しみです。
ちなみに純正メーターの動いてない範囲は75℃〜(95℃)
上側はもっと上かも知れません、95℃以上は未確認です。
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師匠の一言 いいなぁ 俺も欲しくなっちゃったなァ でもそんなでっかい後付けメーター付けたくないしな〜 でも水温が気になるなら ラジエター交換の方が先じゃない? |
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