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FSW ジムカーナコース

2004 YRS ショートオーバルレース 第4戦

2004/12/11



第1戦ウィナーの私が 第2戦、3戦と欠席し
年間チャンピオン不可能決定した今回
最初と最後を優勝で飾ってみましょうという事で参加しました


なんて、知らぬ間に 俺のタイムを上回る輩がゴロゴロ出てきている事実
そう簡単には勝てないでしょうねぇ



練習走行

コース外周を流し、攻めたい人だけインベタを全開で走る
走るのを止めたかったら外周へ戻る
そんな感じの練習走行

練習走行で思った事
今日はなんか グリップ感が無いなァ・・・



予選

予選でポールを取れるなんて思っていない
しかしドライ路面でのネオバで大外回りをした事が無かったりする
とりあえず自己ベスト14秒前半目指し 予選トライ

ストレートであっさりレブリミットが当たる
そしてちょんブレで突っ込める
コレは来てるか?
しかし立ち上がり時にロードスタではまず起きないであろう
アンダーステア−がやってきた
アクセルが踏めない・・・
せっかくいい感じに突っ込めたと思ったんだが・・・

結果

師匠 5位
タイヤ: ネオバ

弟子 4位
タイヤ: ヴィモード





うぉ〜!!!!!



組み分け

ロードスタークラスは全15台

グループを4/4/4/3と4チームに分ける

分け方は予選順にABCD ABCD ABCD ABC となります

したがって4位の弟子はDグループ
5位の師匠はAチームとなりました

そしてこのチームで1、2、3ヒートを行い
上位2人がファイナルヒート進出となります



第1ヒート

第1ヒートはインバート方式
予選タイムが遅い順にグリッドに並びローリング開始

このヒートは実際のファイナルに向けた戦いではなく
下位の人にもポイントがもらえるように配慮されたレースです

5位の俺は3番手になるので2列目イン側からスタート
前回のレースでは 結構余裕で抜けたんですが
今回は・・・   キツイぞ〜!!!

アウト側のグリップ感が全然無いんですよ
イン側絶対有利
こりゃ大変な事になりそうですよ〜




第2ヒート


フロント アウト側からスタート
1位2位で逃げきれば とりあえずファイナル決定
とちょっと油断しながらレース開始

スタートしてみて なんて事ない?・・・なんて甘くない!
あおられまくっている〜

て言うか 姿が全然見えないで音だけしてる・・・

アウト後方の視界にずっと隠れているんですよね
離せていない証拠です

そのまま俺はインをキープしてるんですが徐々にはらみ出す
無理している証拠です・・・

そして後方からスキール音とともに「ガシャン」という鈍い音

あ〜 やっちゃったか?
俺がはらみ出していたのが原因か???
後から聞いたら どうもアクセルが戻らなくなった事が事故の原因だった様です




第2ヒート

3台でレース
なんとか2位でファイナルヒート進出決定です




ファイナルヒート

各グループから2人づつ選出
したがってファイナルヒートは8台でのレースとなります

予選5位だった俺は やっぱり5位からスタート
3列目のイン側 前横後ろと挟まれてます・・・

こりゃ たまりませんね〜・・・


レース スタート


NB NB
NA 弟
 NA■
NR NA

(車の動きは写真と俺の記憶でしかないので実際とは違うと思います)


まずはとりあえずイン側走るしかありません

インをじっくり走っているとアウト側を走っている連中は勝手に遅れ出す
完璧 アウト側不利が浮き彫り状態です


NB    
      NA  NB
    師    弟
      NR NA■   
      NA


そこでNAがすかさずNBの前に出た
おれは NBの後ろへ付く
一気に2台パスしたような形になった
このときアウトを走っていたNA■はNR前に出る
アウト側から追いぬきだ


NB  NA
  師      
          NB
  NA■  

     NR    弟 
NA   


アウト側はどんどん遅れ出す
インに付いたもの勝ちなのだ
そして2位に浮上したNAさえもアウトに出たら遅れ出す
そして今度は俺がNBを追う番が来たのだ
アウトに下がったNAさんを確認し俺がアウトに出た


NB   
        師
    NA■   NA
     
     NR      
            NB
NA   
        弟
  
  


アウトに出たのは良いが 全く抜ける気配が無い
通りでみんな アウト側に出ると遅れるわけだ
しかしなんとかくらい付いていかなければ
右後ろにはNAがちらついて見えている

頑張りすぎたかだんだんアウトにはらむようになってきた
焦る、焦れば焦るほどはらんでしまう
そして離されて行く
するとイン側にNA■がス〜と入ってきた
更に焦って更に遅れを取ってしまった


NB■  
 NA■   
       師
          (NA
    
NR 

         NA  NB 
          弟


これ以上離されるわけ行かない
アウトラインを走らなければならない状態の俺なのだが
無意識にインに切り込みタイム重視のラインに入ってしまった

その時「ボコ」っとテールに鈍い感触

「やっちまった」

そう、アウト側では確認を取っていたNA
焦って不安定な状態の俺を察知し
イン側にラインを変更していたのだ

おれは 離され始めてから前しか見えていなかった・・・

実は配列はこうだった
NB■   
   NA■   
         師
   (NA)      
 
NR 
             NB
  NA   
          弟


ぶつかってすぐにチェッカーフラッグ


ポールトゥーウィンでNBさん優勝

レース後の話ではNB氏は「押さえて走っていた」とのこと
アウト側はあんなに頑張ってもダメだったのに・・・


参考
師匠 弟子
日付 6/13 6/13
天候 ウェット ウェット
マシンデータ
車名 NB8C(NB1 RS) NB8C(NB1 RS)
パワー系 アーシング
トルマリン
パワーフロー
Nラムエア
アーシング
プラグコード
イリジウムプラグ



ブレーキ Zger(Sports)
ステンメッシュ
F:プロジェクトμ
R:マツダスピード
サスペンション オーリンズ
車高調
(F10 R10)
ノーマル 
バンプラバーカット
タイヤ YOKOHAMA
ネオバ
トランピオ
ビモード
その他 フルバケ
ロールバー
同左
TIME 14.871 14.802


コースアウト後すぐに あやまりに行きました

「ごめんなさい」

そして笑顔で許してくれました
心が大き過ぎです

もしここで チクチク言われてしまっていたら
俺の草レース人生は終わっていた事でしょう


ケガの状態は?
 
俺のほうが軽傷です・・・
本当に申し訳ない・・・




表彰式


師匠は3位となりました

何気にすごいのは2位のNA■氏
なんせ予選は10位でしたから!
すごすぎです




そして2004年のチャンピオンは連勝さんことNAさん
(そう、私がぶつけちゃった方です・・・)

おめでとうございます




反省

なぜこのような事が起こってしまったかイロイロ考えてみました

まずはアウトを走り出してから遅れ出した事
それに焦ってしまう弱い精神
遅れて焦るのは勝ちたいという心があるから
何故 勝ちたいと思うようになったかと言えばネオバにしたから
なぜネオバにしたかと言えば 初スプリントでギューンがズルズルだった事と
あのときは精神的ダメージが強く心に残ってしまっていた
どうしてもクリアーなレースで上位に行くにはネオバが必要だと思った

ネオバにしてからソコソコの成績を残せるようになり
ちょっと調子に乗っていた事も事実だと思う
レースに慣れ始め どこかで運転を軽く見てしまっていたような気もする


今後 同じ過ちを犯さぬように行いたいと思う事

まずは焦らない心構えですね
勝つは二の次ぎ、車の限界を把握し 無理はしない
今思えば当たり前の事だけど 当時は忘れていたな

それと とりあえず死角を無くすミラーを購入しました
今回 ぶつかる前から死角はすごい気になってたんですよね
様子を見ながらミラーを買い足すつもりです

ネオバの禁止
ネオバにしてから確実に運転が荒くなったと思う
昔に戻って グリップの低いタイヤでの練習をし
ネオバはレースのみで使用する
やっぱレースではネオバの方が安全だと思いますからね
ということで 「DUNLOP DIREZZA」を買ってみました

とりあえずこれで 2005年頭に行うドリフト練習会で
初心に帰ってみたいと思います

ちなみに師匠&弟子はドリフト出身ではありませんので
みなさん勘違いしないでね


と いうことで
こんな俺ですが 今後もお付き合い よろしくお願いします




オーバルの迫力写真


こんな密集状態で走るんです!




コーナー中のヨコGはかなりのもん?
俺のロドスタ、 完璧バンプタッチしてるな・・・




さらばオレンジロードスター

今回が今年最後の走行となりました
そして弟子のオレンジロードスターも見納めです


オレンジロドスタとの お別れ師弟対決
楽しい走りをありがとうございました!!



写真提供:インパル8さん
いつもありがとうございます


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