T w i n S t e r

c i r c u i t

FSW ジムカーナコース

YRSオーバルスクール



走りの壁にぶち当たっていると感じる今日この頃
「久しぶりにスクールに行ってみっかな〜」なんて思い
一人じゃつまんないから弟子とインパル8さんを誘ったら
なんか盛り上がって行く事になりました


久々に自分の走りを見つめて見ましょう


スクールに用意するもの

FMラジオは必須です
走りながら指導してもらえるからです

メットはしなくても良いです
これはサーキット走行に抵抗のある人の垣根を低くするための配慮らしいです



マズは講義
車を速く走らせるにはどうすれば良いのか
車の過重移動など「理論的に説明してくれます
感覚的ではないところがミソ
たから走りを考えながら勉強できるんです
講義の内容は是非参加して聞いてください
(忘れちゃったなんて口が裂けても言えない・・・)

講義の中で一つ心に残った事は
「高速道路のジャンクションは思ったより速く曲がれると思わないかい?」
「それはほにゃらら曲線で出来ているからなんだ」
「電車のカーブも同じように出来ていて曲がりやすく出来ているんです」


おぉ!そうなんだ
確かに俺は
「ジャンクションって思った以上のスピードでぐいぐい曲がっていくな〜」
と思ってました
(ほにゃらら曲線・・・何て言ってたっけなぁ〜)



走行 その1

まずは一定速でオーバルをぐるぐる回ります
これで車の性質や限界をつかめます

40km/hからスタート
余裕で曲がれます

50km/h
おぉ なかなか迫力が出てきました
コーナーに入ると無意識にアクセルを緩めてしまいます
何気に一定速は難しい・・・

60km/h
コーナー出口でフロントが流れてしまいます
んん〜・・・?
超オーバーステアだと思っていた俺の車
実はアンダー方向のセッティングになっていたのか???
しかしハンドルの切り方次第でアンダーを出さないときもある・・・





走行 その2

今度は自分なりに全開で走ります
曲がっているとFMラジオから指導が飛び込んできます
Tom「えっちぃさん、ハンドル切るのが遅いよ」
「もうチョッと早く切ってごらん」


「えっ?速く切ったらインに突っ込んじゃうじゃん」
でも突っ込まないようにチョッとだけ切り込んでみます

Tom「まだ遅いよ、ハンドルの遊びを無くしておいてやってごらん」

ん〜〜

Tom「ブレーキが遅いよ、もっと早く減速して」

ん〜〜〜〜・・・





走行 その3

今度はスクール卒業生の上級者に自分の車を運転してもらい
助手席から自分の運転との違いを学びます

そして俺の車を運転するのは・・・
「えっちぃさん、運転させてください」と現れたのは
いつもレースでバトルさせてもらってるT野さん

「えっちぃさん、何でスクールを受けているんですか(笑)」

言われると思った(笑)


そしてT野さんの走り
「ブレーキを踏んでいる感触がまるで無い〜」
ブレーキは薄くとは知っていたけどココまで薄いとは

そして立ち上がり、ハンドルをスパっと戻してる
「戻すのを早くすれば それだけ早くアクセル全開に出来るでしょ」

俺はわざとゆっくり戻してたよ、良いこと学んだ



走行 その4

上級者の走りを考慮し、自分で全開走行です

ブレーキは早め、ハンドルも早め
でもスピードは殺さないよう薄く

うりゃ〜!!!

やっぱ はらんじゃうよ〜〜〜



最後の走行 その前に

Tomさんがやってきて

Tom「えっちさん どう?」

えっちぃ「オーバルは奥が深すぎてよく分からないです」

Tom「えっちぃさんはアンダーが出ちゃってるよ」
「ストレートでテールを出すような感じで進入していくんだよ」




ブレーキを早く+ブレーキを薄く+ハンドルを早目にゆっくり切る=進入でテールを流す
????

俺の方程式だと
進入でテールを流す=オーバースピードで進入+クイっとブレーキ+クイっとハンドルを切る
なんだけど・・・

えっちぃ「荒れた走りしても良いですか」

Tom「いいよ やってみな(笑)」



走行 その5

よっしゃ、Tomさんにもお許しをもらったし
いつもの走りを取り入れて やってみましょう

ちょっとオーバースピードになるようブレーキはホボ利かせず
ストレートでテールを流すイメージでハンドルは早めに切り始め

でもテールを流すという意識が働くと 無意識に体が動いちゃうんですよね
どう操作したのかイマイチ記憶に残っていない・・・

結果はコーナー頂点辺りでインに突っ込むような形で半ドリフト
当然ドリフトしようとは思ってないから 立ち上がりまでカウンターなんて出来ません



走行終了

Tomさんいわく
「さっきより良かったよ」
だそうです

ん〜・・・今までの「テール振ってちゃ危ないよ走り」
そんなに悪く無いのかな?
イヤイヤ流れる理由がチョッと違うな


最後に

今回一番頭に残った
「もっとハンドルを早く切って」

この行為は何を意味しているのか

早くきり始めるには本当にチョッとづつにしか切れない
そしてジワジワ切り足していく
このハンドリングで走った後の走行軌跡は「ほにゃらら曲線」になるのではないか
一定曲線のコーナーに 自ら「ほにゃらら曲線」を描くことにより
コーナースピードを引き上げることが出来ると!!!

そしてストレートでテールを流すイメージと言うことは
当然ハンドルは早く切らなければならない

テールを早めに流しアンダーを消す
そして、ほにゃらら曲線に車体を載せる
この2つの走りをミックスさせれば飛躍的速い速度でコーナーリング出来る


そういうことだったんだ〜!!!

と、走り終わってから思いました・・・

当たっているかは知りませんけどね(笑)


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